○入間東部地区消防組合自家用給油取扱所運用規程
平成26年4月1日
訓令第4号
第1章 総則
(目的)
第1条 この規程は、入間東部地区消防組合西消防署の自家用給油取扱所における危険物の取扱作業、その他防火管理に必要な事項を定め、入間東部地区消防組合消防本部管轄内の大規模災害発生時等に緊急車両へ給油することを目的とする。
(主管課)
第2条 自家用給油取扱所の主管課を西消防署消防課とする。
2 西消防署消防課長(以下「主管課長」という。)は、危険物保安監督者、危険物保安監督者職務代行者(以下「危険物保安監督者等」という。)を指揮し、保安上必要な業務を適切に行うとともに、自家用給油取扱所が適正に維持管理されるよう努めなければならない。
(組織)
第3条 自家用給油取扱所における安全管理を円滑かつ効果的に行うため、役割分担を次の各号のとおり定める。
(1) 危険物保安監督者 4名
(2) 危険物保安監督者職務代行者 4名
2 主管課長は、前項に規定する危険物保安監督者等を指名するものとする。
(危険物保安監督者等の責務)
第4条 危険物保安監督者は、監督者としての責務を自覚し、常に知識の習得、技術の向上に努め、危険物関係法令を遵守し危険物災害の防止に努めなければならない。
2 危険物保安監督者職務代行者は、危険物保安監督者が疾病、業務不在その他の理由によりその職務を遂行できない場合は、その職務を代行しなければならない。
第2章 危険物の貯蔵及び取扱いの基準
(貯蔵及び取扱基準)
第5条 危険物を貯蔵し又は取り扱う場合においては、消防法令の定めるところによるほか、次の各号に定める事項に留意すること。
(1) 自家用給油取扱所において危険物を取り扱うときは、危険物保安監督者等が立合うこと。
(2) 給油を行うときは、必ず油種を確認するとともに、車両のエンジン停止及び静電気の除去を行い、その場を離れずに実施すること。
(3) 移動タンク貯蔵所からの危険物荷おろし作業は、危険物保安監督者等が必ず立会い、危険物の種類及び量を確認し、危険物が漏れ、あふれ、又は、飛散しないよう監督すること。
(給油車両の制限等)
第6条 給油車両は、別に定める緊急車両とする。ただし、主管課長が必要であると認めたときは、緊急車両以外でも給油することができる。
2 ガソリン及び軽油の劣化対策として、平常時の給油を年度4回(6月、9月、12月、3月)実施するものとする。
(自家用給油取扱所への受入)
第7条 自家用給油取扱所への受入は、ガソリン及び軽油の残量が1000リットル以下になつた場合に実施するものとする。
(在庫管理)
第8条 自家用給油取扱所からガソリン又は軽油を給油したときは、給油在庫管理表(様式第1号)に給油量及び在庫量を記入し、受入量と在庫量の誤差を確認すること。
(緊急時の措置)
第9条 自家用給油取扱所の防火塀に設置してあるリークモニター(地下タンク二重殻漏洩)が作動した場合、職員は速やかに主管課長及び危険物保安監督者に報告すること。
2 前項に規定する報告を受けた主管課長は、直ちに自家用給油取扱所の使用を中止するとともに、速やかに専門業者に依頼し、必要な措置を講じること。
(定期点検)
第10条 消防法第14条の3の2に基づき、1年に1回以上定期点検を実施しなければならない。また、その結果を定期点検記録簿(様式第2号)及び給油取扱所(屋外)点検表(様式第3号)に記録し、これを3年間保存しなければならない。
2 危険物保安監督者等は、勤務する日の交代後、毎日点検を実施しその結果を巡視点検記録簿(様式第4号)に記録しなければならない。
3 危険物保安監督者等は、自家用給油取扱所の維持管理、機能保持及び安全管理に関して1ヶ月に1回以上、巡視点検表(様式第5号)に基づき点検を行わなければならない。
(委任)
第11条 この規程に定めるもののほか、この規程の施行に関し必要な事項は、主管課長が別に定める。
附 則
この規程は、公布の日から施行する。

様式第1号(第8条関係)

給油在庫管理表

タンクNo:

油種:

タンク容量:

l

保安監督者:

  年  月―

給油車両名

給油量

(l)

在庫量(l)

受入量(l)

立会取扱者

備考

日(  )

 

 

 

 

 

 

日(  )

 

 

 

 

 

 

日(  )

 

 

 

 

 

 

日(  )

 

 

 

 

 

 

日(  )

 

 

 

 

 

 

日(  )

 

 

 

 

 

 

日(  )

 

 

 

 

 

 

日(  )

 

 

 

 

 

 

日(  )

 

 

 

 

 

 

日(  )

 

 

 

 

 

 

日(  )

 

 

 

 

 

 

日(  )

 

 

 

 

 

 

日(  )

 

 

 

 

 

 

日(  )

 

 

 

 

 

 

日(  )

 

 

 

 

 

 

日(  )

 

 

 

 

 

 

日(  )

 

 

 

 

 

 

日(  )

 

 

 

 

 

 

日(  )

 

 

 

 

 

 

日(  )

 

 

 

 

 

 

日(  )

 

 

 

 

 

 

日(  )

 

 

 

 

 

 

日(  )

 

 

 

 

 

 

日(  )

 

 

 

 

 

 

日(  )

 

 

 

 

 

 

日(  )

 

 

 

 

 

 

日(  )

 

 

 

 

 

 

日(  )

 

 

 

 

 

 

日(  )

 

 

 

 

 

 

日(  )

 

 

 

 

 

 

日(  )

 

 

 

 

 

 

※ タンク容量の1%以内の差異は、正常な範囲と判断して差し支えありません。(3,000lの場合:30l)

※ 備考欄には、在庫量の確認時等に認めた異常(液面指示計の動作不良、漏えい検査管内への土砂等混入など)その他在庫管理上必要な事項を記載して下さい。

様式第2号(第10条関係)

定期点検記録簿

事業所名

 

所在地

 

点検対象

製造所等の区分

 

設置許可年月日・番号

        年        月        日

         第               号

完成検査年月日

        年        月        日

施設名又は呼称番号

 

危険物の類別、品名(品目)、最大貯蔵量又は最大取扱量、倍数

 

点検実施者

危険物取扱者

所属

 

氏名

印 

免状の区分

 

免状番号

 

 危険物施設保安員

所属

 

氏名

印 

上記以外の者

会社名

 

所属

 

氏名

印 

 立会危険物取扱者

所属

 

氏名

印 

免状の区分

 

免状番号

 

点検年月日

年   月   日

保存期限

    年   月   日

様式第3号(第10条関係)

給油取扱所(屋外)点検表

点検項目

点検内容

点検方法

点検結果

 措置年月日及び措置内容

空地等

空地

障害物件の有無

目視

 

 

地盤面

周囲地盤との高低差の適否

目視

 

 

亀裂、損傷等の有無

目視

 

 

排水溝、油分離装置

亀裂、損傷等の有無

目視

 

 

滞油、滞水、土砂等の堆積の有無

目視

 

 

防火塀

亀裂、損傷、傾斜等の有無

目視

 

 

建築物等

壁、柱、床、はり、屋根

亀裂、損傷等の有無

目視

 

 

防火戸

変形、損傷の有無及び閉鎖機能の適否

目視

 

 

看板等

固定の適否及び傾斜等の有無

目視

 

 

専用タンク・廃油タンク等

上部スラブ

亀裂、崩没、不等沈下の有無

目視

 

 

タンク本体

漏えいの有無

*注1

 

 

通気管

位置、固定の適否

目視

 

 

腐食、損傷の有無

目視

 

 

引火防止網の脱落、目づまり等の有無

目視

 

 

可燃性蒸気回収弁

損傷の有無

目視

 

 

液量自動表示装置

損傷の有無

目視

 

 

作動状況及び指示の適否

目視

 

 

計量口

蓋の閉鎖状況

目視

 

 

変形、損傷の有無

目視

 

 

漏えい検査管

変形、損傷、土砂等の堆積の有無

※注2

 

 

漏えい検知装置

(二重殻タンク)

損傷の有無

目視

 

 

警報装置の機能の適否

作動確認

 

 

注入口

変形、損傷の有無

目視

 

 

接地電極損傷の有無

目視

 

 

接地抵抗値の適否

接地抵抗計による測定

 

 

注入口ピット

亀裂、損傷、滞油、滞水、土砂等の堆積の有無

目視

 

 

油種別表示の有無

目視

 

 

簡易タンク

タンク本体

漏えいの有無

目視

 

 

固定の適否、塗装状況及び腐食、損傷の有無

目視

 

 

通気管

腐食、損傷の有無

目視

 

 

引火防止網の脱落、目づまりの有無

目視

 

 

点検項目

点検内容

点検方法

点検結果

 措置年月日及び措置内容

地上式固定給油設備・固定注油設備

各接合部

漏えい、変形、損傷の有無

目視

 

 

固定ボルト

腐食、ゆるみ等の有無

目視

 

 

ノズル、ホース

漏えいの有無

目視

 

 

亀裂、損傷、結合部のゆるみ等の有無

目視

 

 

直近の位置の油種別表示、ローリー専用等表示の損傷、汚損の有無

目視

 

 

ポンプ

漏えいの有無

目視

 

 

変形、損傷の有無

目視

 

 

異音、異常振動、異常発熱の有無

目視

 

 

流量計

漏えい、破損の有無

目視

 

 

表示装置

変形、損傷の有無

目視

 

 

静電気除去装置

損傷の有無

目視

 

 

接地抵抗値の適否

接地抵抗計による測定

 

 

懸垂式固定給油設備・固定注油設備

各接合部

漏えい、変形、損傷の有無

目視

 

 

固定ボルト

腐食、ゆるみ等の有無

目視

 

 

ノズル、ホース

漏えいの有無

目視

 

 

亀裂、損傷、結合部のゆるみ等の有無

目視

 

 

直近の位置の油種別表示、ローリー専用等表示の損傷、汚損の有無

目視

 

 

ホースリール

漏えい、変形、損傷の有無

目視

 

 

ホース上降機能、作動状況の適否

作動確認

 

 

表示装置

変形、損傷の有無

目視

 

 

静電気除去装置

損傷の有無

目視

 

 

接地抵抗値の適否

接地抵抗計による測定

 

 

緊急移送停止装置

機能の適否

作動確認

 

 

配管・バルブ等

配管

漏えいの有無

*注1

 

 

変形、損傷の有無

目視

 

 

塗装状況及び腐食の有無

目視

 

 

固定の適否

目視

 

 

点検ボックス

亀裂、損傷、滞油、滞水、土砂等の堆積の有無

目視

 

 

バルブ

漏えい、損傷等の有無

目視

 

 

開閉機能の適否

目視

 

 

点検項目

点検内容

点検方法

点検結果

 措置年月日及び措置内容

 

電気防食設備

端子箱の損傷、土砂等の堆積、端子のゆるみ等の有無

目視

 

 

防食電位(電流)の適否

電位計による測定

 

 

ポンプ室・油庫・整備室等

壁、柱、はり、屋根

損傷の有無

目視

 

 

防火戸

変形、損傷の有無及び閉鎖機能の適否

目視

 

 

ポンプ

(ポンプ室に限る。)

漏えいの有無

目視

 

 

変形、損傷の有無

目視

 

 

異音、異常振動、異常発熱の有無

目視

 

 

 床、点検ピット、ためます

亀裂、損傷、滞油、滞水、土砂等の堆積の有無

目視

 

 

換気・排出設備

変形、損傷の有無

目視

 

 

機能の適否

作動確認

 

 

照明設備

損傷の有無

目視

 

 

電気設備

配線及び機器の損傷の有無

目視

 

 

機能の適否

作動確認

 

 

附随設備

蒸気洗浄機

排気筒又は煙突の脱落及び変形、損傷の有無

目視

 

 

囲いの変形、損傷の有無

目視

 

 

洗車機

損傷の有無

目視

 

 

オートリフト

漏えい、損傷の有無

目視

 

 

混合燃料油調合器

漏えい、損傷の有無

目視

 

 

その他の設備

損傷の有無及び位置の適否

目視

 

 

標識・掲示板

取付状況、記載事項の適否及び損傷、汚損の有無

目視

 

 

消火設備

消火器

位置、設置数、外観的機能の適否

目視

 

 

腐食の有無

目視

 

 

 消火器以外の消火設備

消火設備点検表による。

 

 

警報設備

損傷の有無

目視

 

 

機能の適否

作動確認

 

 

避難設備

誘導灯本体

点灯状況及び損傷の有無

目視

 

 

視認障害物品等の有無

目視

 

 

非常電源

停電時の点灯状況

作動確認

 

 

その他

 

 

 

 

注1 地下タンクのタンク本体及び地下埋設配管の漏えいの有無については、「地下貯蔵タンク等タンク等及び移動貯蔵タンクの漏れの点検に係る運用上の指針について」(平成16年3月18日付消防危第33号)により点検すること。

注2 検査棒等により確認するとともに、併せて漏えい危険物の有無についても確認すること。

様式第4号(第10条関係)

巡視点検記録簿

年  月

 リークモニター確認

確認者

巡視点検実施者

備考

1日( )

 

 

 

 

2日( )

 

 

 

 

3日( )

 

 

 

 

4日( )

 

 

 

 

5日( )

 

 

 

 

6日( )

 

 

 

 

7日( )

 

 

 

 

8日( )

 

 

 

 

9日( )

 

 

 

 

10日( )

 

 

 

 

11日( )

 

 

 

 

12日( )

 

 

 

 

13日( )

 

 

 

 

14日( )

 

 

 

 

15日( )

 

 

 

 

16日( )

 

 

 

 

17日( )

 

 

 

 

18日( )

 

 

 

 

19日( )

 

 

 

 

20日( )

 

 

 

 

21日( )

 

 

 

 

22日( )

 

 

 

 

23日( )

 

 

 

 

24日( )

 

 

 

 

25日( )

 

 

 

 

26日( )

 

 

 

 

27日( )

 

 

 

 

28日( )

 

 

 

 

29日( )

 

 

 

 

30日( )

 

 

 

 

31日( )

 

 

 

 

※ 運用規程第10条第3項に規定する巡視点検を実施した場合は、点検した日の巡視点検実施者欄に氏名を記載し、不備の有無を備考欄に記載すること。

様式第5号(第10条関係)

巡視点検表

点検項目

点検内容

点検方法

点検結果

 措置年月日及び措置内容

空地等

空地

障害物件の有無

目視

 

 

地盤面

周囲地盤との高低差の適否

目視

 

 

亀裂、損傷等の有無

目視

 

 

排水溝

油分離装置

亀裂、損傷等の有無

目視

 

 

滞油、滞水、土砂等の堆積の有無

目視

 

 

防火塀

亀裂、損傷、傾斜等の有無

目視

 

 

専用タンク・廃油タンク等

上部スラブ

亀裂、崩没、不等沈下の有無

目視

 

 

通気管

位置、固定の適否

目視

 

 

腐食、損傷の有無

目視

 

 

引火防止網の脱落、目づまり等の有無

目視

 

 

液量自動表示装置

損傷の有無

目視

 

 

作動状況及び指示の適否

目視

 

 

漏えい検知装置

損傷の有無

目視

 

 

注入口

変形、損傷の有無

目視

 

 

接地電極損傷の有無

目視

 

 

注入口ピット

亀裂、損傷、滞油、滞水、土砂等の堆積の有無

目視

 

 

油種別表示の有無

目視

 

 

地上式固定給油設備・固定注油設備

各接合部

漏えい、変形、損傷の有無

目視

 

 

固定ボルト

腐食、ゆるみ等の有無

目視

 

 

ノズル、ホース

漏えいの有無

目視

 

 

亀裂、損傷、結合部のゆるみ等の有無

目視

 

 

直近の位置の油種別表示、ローリー専用等表示の損傷、汚損の有無

目視

 

 

ポンプ

漏えいの有無

目視

 

 

変形、損傷の有無

目視

 

 

異音、異常振動、異常発熱の有無

目視

 

 

流量計

漏えい、破損の有無

目視

 

 

表示装置

変形、損傷の有無

目視

 

 

静電気除去装置

損傷の有無

目視

 

 

配管・バルブ等

配管

変形、損傷の有無

目視

 

 

塗装状況及び腐食の有無

目視

 

 

固定の適否

目視

 

 

点検ボックス

亀裂、損傷、滞油、滞水、土砂等の堆積の有無

目視

 

 

バルブ

漏えい、損傷等の有無

目視

 

 

開閉機能の適否

目視

 

 

標識・掲示板

取付状況、記載事項の適否及び損傷、汚損の有無

目視

 

 

消火器

位置、設置数、外観的機能の適否

目視

 

 

腐食の有無

目視